TTLについて教えてください
エコノミープラン
サーバー移転のご準備等により、ドメインの TTL を短い値に変更する事ができます。
ご希望のお客様は、ご依頼窓口よりご連絡ください。
TTL とは?
「Time To Live」の略で、ドメインの接続先IPアドレスをキャッシュとして保存する期間になります。
例えば、パソコンから www.just-size.net にアクセスされますと、「DNSサーバーによる名前解決」の結果、ウェブサーバーに繋がります。
次のように、複数のDNSサーバーに問い合わせることで名前解決が行われます。
- お客様のパソコンから「www.just-size.net」にアクセス
パソコンに設定されているDNSキャッシュサーバー
接続先サーバーが分からないのでDNSキャッシュサーバーへの問い合わせを開始します。 - キャッシュサーバー
問い合わせ
ルートサーバー
「.net」を管理するDNSサーバーに問い合わせるように回答します。 - キャッシュサーバー
問い合わせ
「.net」を管理するDNSサーバー
「just-size.net」を管理するDNSサーバーに問い合わせるように回答します。 - キャッシュサーバー
問い合わせ
「just-size.net」を管理するDNSサーバー
「www.just-size.net」の接続先サーバー(IPアドレス)を回答します。 - キャッシュサーバー
名前解決
お客様のパソコン
判明したウェブサーバーに接続し、ウェブサイトを表示します。
このような名前解決の動作をアクセスする度に行うと、接続に時間が掛かってしまうため、名前解決の結果が保存(キャッシュ)される仕組みになっています。
この保存期間が TTL の設定値によって決まります。
サーバー移転等により、接続先サーバーを変更なさる予定がある場合は、事前にTTLの設定を短くする事で名前解決の頻度が上がり、接続先の変更が反映されやすくなります。
TTL 設定値は?
初期設定では 10時間40分(38,400秒)になっています。
この時間が経過した情報は破棄され、名前解決が再度行われます。
- 必ずTTLの設定通りに名前解決が行われるわけではなく、接続環境によって変わる事があります。
TTLを短く設定できますが、名前解決の頻度が高くなり、キャッシュされにくくなる為、表示遅延の原因となります。サーバー移転等がお済みになりましたら、TTLを元の設定値に戻す作業をご依頼ください。
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