Rakuten Turbo(楽天ターボ)とは、5G回線がデータ量無制限に使える楽天モバイルのホームルーターです。
5Gエリアに住んでいる人であれば、超高速インターネットが利用できます。
ただし、5Gが使えるエリアが狭かったり、楽天モバイルのスマホやモバイルルーターの料金プラン(最強プラン)よりも月額料金が高かったりなど、注意が必要です。
料金プラン比較 | ホームルーター Rakuten Turbo | スマホ/モバイルルーター 最強プラン |
---|---|---|
データ容量 | 無制限 | |
月額料金 | 半年間:無料 7ヶ月目以降: 4,840円 | 0~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
もちろん料金が高くなっても、電波の感度が良かったり速度が速かったりすれば、利用するメリットはあります。
そこで、Rakuten Turboを購入して、実際にどの程度の速度が出るのか、本当に5G回線が使えるのか検証しました。
結論からいえば、通信速度に関しては問題なく、動画視聴なども快適に利用できましたが、残念ながら5G回線はつながりませんでした。
Rakuten Turbo(楽天モバイルのホームルーター)は、他のホームルーターと比較して、以下3つの条件が全て揃っている人にだけが試す価値のあるホームルーターです。
- ドコモユーザーではない人
- 楽天モバイルの5Gエリアに入っている人
- 8日間試してみることができる人
性能は悪くないですが、料金メリットがないホームルーターですね。
この記事では、新しく発売開始したRakuten Turboの評判やメリット・デメリットについて、わかりやすく解説します。
実機を使ったレビューでの検証結果も随時更新していますので、ぜひ参考にしてください。
Rakuten Turboの基本情報
Rakuten Turboの基本情報 | |
---|---|
契約期間 | 縛りなし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 半年間:無料 7ヶ月目以降4,840円 |
初月の料金 | 日割り計算 |
スマホセット割引 | なし |
端末代金 | 41,580円 (24回/48回分割払いも可) |
端末保証 | なし |
キャッシュバック | なし |
3年間の合計費用 | 190,080円 |
実質月額※ | 5,280円 |
違約金 | なし |
お試し期間 | 8日 ※初期契約解除制度 |
支払い方法 | クレジットカード |
運営会社 | 楽天モバイル |
※36ヶ月間の合計費用より算出
参照元:Rakuten Turbo「契約約款」
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※ 本記事は、ジャストサイズブログ編集部が独自に調査した内容をもとに執筆し、正しく公平性のある情報を提供するためにインターネット回線の専門家である川上城三郎さんに監修いただいております。
※記事公開後は定期的に見直しを行いますが、キャンペーン特典など最新の情報は各事業者の公式サイトにてご確認ください。
※専門家にはメリットやデメリットなど、商品の性能について監修しています。ランキングやオススメとして紹介している商品のうち、個別の言及がないものは全てジャストサイズブログ編集部が独自に選定したものとなります。
※本記事に記載されている情報に誤りがあった場合は、こちらの専用フォームより当サイトへ直接ご連絡をお願いします。お送りいただきました内容につきましては、本サイトの品質向上に役立ててまいりますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
Rakuten Turboは評判が悪い?メリットが見つからないとの口コミ多数
Rakuten Turboは発売して間もないホームルーターですが、残念ながら評判が悪いです。
Rakuten Turboの評判が悪い理由は、次の3つになります。
Rakuten Turboの評判が悪い理由
- スマホやモバイルルーターのプランより月額料金が高い
- 端末(Rakuten Turbo 5G)の代金が高い
- 設置場所として登録した住所以外で使えない
スマホやモバイルルーターのプランより月額料金が高い
料金プラン比較 | ホームルーター | スマホ/モバイルルーター |
---|---|---|
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
月額料金 | 1年間:1,980円 2年目以降:4,840円 | 0~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
Rakuten Turboの料金プランは、スマホやモバイルルーターの料金プランと異なります。
使用する回線やデータ容量(無制限)は同じであるにも関わらず、月額料金が高いのです。
何で普通のRAKUTEN UNLIMITより高いんだろ???
料金が高くなるのは意外。電話できなくなるのに。
※口コミ引用元:mineo「Rakuten Turboって誰得???」
使用できる回線やデータ容量に違いがないのに、料金が高くなる理由が理解できません。
楽天のモバイルルーターに比べて料金メリットがないので、評判が悪くなるのも納得です。
端末(Rakuten Turbo 5G)の代金が高い
Rakuten Turbo 5G | 金額・支払い回数 |
---|---|
端末代金 | 41,580円 |
支払い回数 | 一括払い/24回/48回 |
Rakuten Turboで使用する端末(Rakuten Turbo 5G)は、41,580円もします。
最大48回払いに対応しているとはいえ、かなりの高額です。
・・・本体代が高いね。月料金も4年目から上がるとか。※
※発売当初は3年だけ割引が適用されていました。
※口コミ引用元:mineo「Rakuten Turboって誰得???」
月額料金が高くなったうえに端末代金も取られるとなると、実質無料で購入できるモバイルルーター(Rakuten WiFi Pocket 2C)のように安易に試せません。
設置場所として登録した住所以外で使えない
好きな場所で使えますか?
日本国内の楽天回線エリア内であればお使いいただけます。なお、ご登録いただいている設置先住所のみでご利用いただけます。
引用元:楽天モバイル「楽天モバイルのホームルーターRakuten Turbo」
設置先住所を変更する場合は、楽天モバイルコミュニケーションセンターでお手続きが必要です。
Rakuten Turboは、契約時に登録した住所以外では使うことができません。
それほど大きくないので、学校や職場などへ持って行きたくなりますが、Rakuten Turboは持ち運びを禁じられています。
引っ越しなどで住所が変わる場合は、その都度申請が必要です。
どこでも好きな場所で使えるモバイルルーターより、使い勝手が悪いといえます。
月額料金・端末代金・使用できる場所の3点にてモバイルルーターより劣っているので、評判が悪くなるのも納得です。
Rakuten Turbo(楽天ホームルーター)の速度を検証!5Gエリアに注意
ホームルーターを利用するうえで、もっとも大事な要素は速度です。
どれだけ料金が安くても、速度が遅くては使い物になりません。
Rakuten Turboを実際に購入して使ってみましたが、弊社の利用環境においては快適に使えることがわかっています。
ただし、5Gエリアにも関わらず5G回線が使えず、速度の実測値は楽天のモバイルルーターより少し速い程度でした。
実際に使ってみた感じとしては、モバイルルーターとほとんど変わりはありません。
料金プラン比較 | ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|---|
最大通信速度 (下り/上り) | 2.1Gbps/218Mbps | 150Mbps/50Mbps |
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
月額料金 | 1年間:1,980円 2年目以降:4,840円 | 0~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
端末代金 | 41,580円 | 実質無料 |
利用場所 | 登録住所のみ | どこでも使える |
とはいえRakuten Turboは、モバイルルーターより月額料金や端末代金が高く、利用場所が限定されるというデメリットがあります。
モバイルルーターなら端末も実質無料で購入できるので、自宅にインターネット環境がないのであれば、まずはRakuten WiFi Pocketから試してみるほうがお得です。
Rakuten Turboの速度を検証!5Gエリアでも4G回線しか使えない
楽天モバイルの公式サイトで公開されているエリア情報によると、弊社は5Gの対応エリア内であることがわかります。
ただし、事務所内では5G回線が使えず、常に4G回線につながってしまう状況でした。
設置場所を変えても5G回線につながらなかったため、4G回線のまま速度を検証しています。
Rakuten Turboの速度計測手法
計測方式 | スタッフによる手動計測 |
計測場所 | 愛知県名古屋市某所 (5G対応エリア) |
計測期間 | 2023年2月20日~2月28日 |
計測時間 | 午前9時~午後10時 ランダムに計測 |
計測回数 | 1日10回 |
計測項目 | 上り/下りの通信速度、Ping値 |
計測端末 | iPhone11 Pro |
計測ツール | 総務省が定めたガイドラインに基づき作成された計測ソフト |
Rakuten Turboの速度結果
速度結果 | Rakuten Turbo |
---|---|
下り速度 | 12.43~53.5Mbps |
上り速度 | 25.85~39.20Mbps |
Ping値 | 48~63ms |
計測する時間帯やタイミングによって、速度にばらつきが出ました。
最低でも10Mbps以上は出ていたので特に問題はなかったのですが、速度の安定感はあまりないです。
使用感は?動画再生や漫画アプリは問題ないがビデオ会議は要注意!オンラインゲームは不可
利用用途 | 1人 | 2人 |
---|---|---|
YouTube (1080p) | ||
Amazon Primeビデオ (最高画質) | ||
Netflix (高画質) | ||
LINEマンガ | ||
ZOOM | ||
Google Meet | ||
APEX | ||
PUBG | ||
タルコフ |
インターネット回線の通信速度は、数値も大事ですが、実際に使ってみた感じ(使用感)のほうが重要です。
動画を見たり、漫画をアプリで読んだりといった使い方では、特に遅いと感じることはありませんでした。
ただし、ビデオ会議中に画面が何度かかたまってしまうことがあり、やや不満が残ります。
また、オンラインゲームはおすすめできません。
まったくできないわけではありませんが、ラグが頻繁に発生したり、突然ゲームが落ちたりするからです。
ホームルーターの特性上、どうしても遅延は発生します。
Rakuten Turboにかぎらず、ドコモのhome5GやWiMAXのホームルーターでもオンラインゲームには不向きですので、十分に注意してください。
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Rakuten Turbo(楽天ホームルーター)の注意点とデメリット9つ
Rakuten Turboの注意点とデメリットをまとめて解説します。
公式サイトに明記があるものや、実際に使って感じた点も合わせて紹介するので、契約前に必ず目を通しておいてください。
- スマホやモバイルルータープランより利用料金が高い(段階性ではない)
- Rakuten Turboは端末代金が高く、ホームルーターの中で総支払額も1番高い
- Rakuten Turboとスマホ(楽天モバイル)のセット割引がない
- 対応エリアが狭い(高層階も使用不可)
- 5G回線の対応エリアが狭い
- 5G回線は屋内だと使えない可能性が高い
- Rakuten Turboはパートナー回線(au回線)が使えない
- 契約時に申請した住所以外では使えない(持ち運び不可)
- スマホやモバイルルーター用のSIMカードはRakuten Turbo 5Gで使えない
スマホやモバイルルーターより利用料金が高い(段階性ではない)
料金プラン比較 | ホームルーター | スマホ/モバイルルーター |
---|---|---|
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
月額料金 | 1年間:1,980円 2年目以降:4,840円 | 0~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
楽天モバイルのホームルーター(Rakuten Turbo)は、スマホやモバイルルーターと料金プランが異なります。
スマホやモバイルルーターの場合、使ったデータ容量に応じた段階性プランとなりますが、ホームルーターは月額4,840円の定額です。
どちらもデータ容量が無制限に使えますが、ホームルーターのほうが1,562円も高くなります※
※モバイルルーターで20GB以上使った場合。
モバイルルーターは4G回線のみ!ホームルーターも場所によっては4G回線しか使えない
モバイルルーターは4G回線しか使えないため、5G回線が使えるホームルーターより安く利用できても不思議ではないです。
ただし、スマホであれば5G回線が使えるため、なぜホームルーターのほうが利用料金が高くなるのか理解できません。
それこそ、設置場所によってはホームルーターも4G回線しか使えないため、モバイルルーターと条件が同じになります。
端末としての性能はホームルーターのほうが高いので、端末代金がモバイルルーターより高くなるのは納得です。
ですが、料金プランがスマホやモバイルルーターより高くなってしまうのは、全くもって理解できません。
Rakuten Turboは端末代金が高く、ホームルーターの中で総支払額が1番高い
料金比較 | 端末代金 | 月額料金 | 3年間の合計費用 |
---|---|---|---|
楽天モバイルルーター | 1円 | 1,078~3,278円 | 121,286円 |
楽天ホームルーター | 41,580円 | 1年間:1,980円 2年目以降:4,840円 | 189,640円 |
WiMAX※1 | 27,720円 | 初月:1,089円 1~12ヶ月目:3,784円 13~35ヶ月目:4,334円 36ヶ月目以降:5,104円 | 150,303円 |
ドコモhome5G | 実質無料 | 4,950円 | 166,450円 |
ソフトバンクエアー | 実質無料 | 初月~12ヶ月目:3,080円 13ヶ月目以降:5,368円 | 137,836円 |
料金比較 | 3年間の合計費用 |
---|---|
楽天モバイルルーター | 121,286円 |
楽天ホームルーター | 189,640円 |
WiMAX※1 | 150,303円 |
ドコモhome5G | 166,450円 |
ソフトバンクエアー | 137,836円 |
※1 GMOとくとくBB WiMAXのキャンペーンサイトから申し込みした場合
モバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 2C」は、端末代金が実質無料です。
ホームルーター「Rakuten Turbo」は、端末代金が41,580円もします。
同じホームルーターであれば、WiMAXなら端末代金は27,720円と半額程度で購入可能です。
ドコモのhome5Gやソフトバンクエアーは、3年間使うことで実質無料になります。
楽天モバイルのホームルーターは月額料金も端末代金が高く、結果として総支払額も1番高くなっているのです。
Rakuten Turboとスマホ(楽天モバイル)のセット割引がない
ドコモのhome5GやWiMAXにはスマホとのセット割引があり、該当するスマホユーザーならお得に利用できます。
Rakuten Turboには楽天モバイル(スマホ)とのセット割引がないため、お得感がありません。
楽天モバイルのスマホを使っているからといっても、セット割引やキャッシュバックといった特典は一切ないので注意しましょう。
楽天ひかりのセット割引(1年間無料キャンペーン)は終了しているので注意
楽天モバイルユーザーなら楽天ひかりの利用料金が1年間無料になるキャンペーンは、2023年4月で終了しています。
楽天モバイルユーザーであっても、スマホとのセット割引は一切ありませんので、ご注意ください。
対応エリアが狭い(高層階も使用不可)
楽天モバイルのホームルーターは、そもそも対応エリアが狭いです。
全国ほぼどこでも利用できる他のホームルーターと違い、利用可能な地域が限定的となります。
また、公式サイトでも明記されていますが、高層階(およそ16階以上)では利用できない可能性が高いです。
ホームルーターの対応エリアは、楽天モバイルの公式サイトにて確認できますので、申込み前に必ず調べましょう。
※楽天モバイル(楽天回線)のスマホで利用できるサービスエリアとは異なります。
引用元:楽天モバイル「Rakuten Turbo 対応サービスエリア」
5G回線の対応エリアが狭い
楽天モバイルは、そもそもの対応エリアが狭いため、5G回線に対応しているエリアも狭いです。
かなり局地的ですし、少しでもズレると一切つながりません。
5G未対応エリアでは、結局4G回線を使うことになるので、期待していた速度が出ない可能性があります。
5G回線は屋内だと使えない可能性が高い
楽天モバイルに限ったことではありませんが、5G回線は高周波帯の電波になるため障害物に弱く*1、屋内だと使えない可能性が高いです。
公式サイトでは「広域まで届き」と記載がありますが、あくまでも「ミリ波」と比べた話であり、4G回線のように屋内まで届くわけではありません。
公式サイトには「屋内へ届きにくい」旨が、とても小さな字で注意書きされています。
※5G通信は電波の性質上、4G LTEと比べて屋内への電波が届きにくいため、サービスエリア内であっても5G通信のご利用ではなく、4G LTE通信となる場合があります。
引用元:楽天モバイル「Rakuten Turbo 対応サービスエリア」
5G回線には「Sub6」と「ミリ波」がある
5G回線の比較 | Sub6 | ミリ波 |
---|---|---|
速度 | 速い | とても速い |
障害物 | 弱い | とても弱い |
距離 (範囲) | 狭い | とても狭い |
一般的に、5Gといわれている回線は「Sub6」と「ミリ波」の2種類があります。
どちらも4G回線より速度が速いのが特徴です。
ただし、どちらも障害物に弱く、遠くまで届かないというデメリットがあります。
そのため、窓の近くであっても電波がつかめないことが多々あり、結局4G回線を使うことになるのです。
Rakuten Turboはパートナー回線(au回線)が使えない
楽天モバイルのスマホでは、楽天モバイルのエリア外であってもパートナー回線(au回線)が利用できるため、圏外になりにくいです。
高速通信は1ヶ月で5GBまでですが、超過後も1Mbpsの速度で使えるため、いざという時に重宝されています。
ただし、Rakuten Turboでは、パートナー回線が使えません。
楽天モバイル回線のみの利用となるため、申込み前にエリアの確認はしっかりと行いましょう。
契約時に申請した住所以外では使えない(持ち運び不可)
本サービスは、契約時にご登録いただいた設置先住所でのみご利用いただけます。
引用元:楽天モバイル「楽天モバイル、1月26日(木)より5G対応のホームルーター専用料金プラン「Rakuten Turbo」と対応製品「Rakuten Turbo 5G」を順次提供開始」
楽天モバイルのホームルーターRakuten Turboは、契約前に申請した住所のみの利用となっています。
友達の家や学校などへ持って行って使うことはできません。
別の場所で使いたい場合は、設置場所の変更が必要です。
出張や旅行などで、気軽に持って行くことができないので、注意しましょう。
Rakuten Turbo設置場所の変更はmy楽天モバイルのチャットサポートで行う
Rakuten Turboの設置場所を変更したい場合は、my楽天モバイルのチャットサポートにて手続きを行ってください。
混雑時はオペレーターにつながるまで時間がかかるので、要注意です。
スマホやモバイルルーター用のSIMカードはRakuten Turbo 5Gで使えない
スマホやモバイルルーター用(Rakuten UN-LIMIT VII)のSIMカードをRakuten Turboに入れても、エラーになってインターネットは利用できませんでした。
反対も同様に、Rakuten TurboのSIMカードを楽天のモバイルルーター(Rakuten WiFi Pocket)に入れても、インターネットは利用不可となります。
楽天モバイルのSIMカードに、互換性はありませんので、注意してください。
楽天ターボはこんな人におすすめのホームルーター
Rakuten Turboの評判を解説するにあたり、公式サイト以外も徹底的に調査しています。
実際に契約して使ってもみましたし、他のユーザーに感想を聞いたり、ネットで口コミを調べたりもしました。
また、他社のホームルーターも実際に使っており、Wi-Fiのつながりやすさや通信速度の違いも比較しています。
現段階において、楽天モバイルのRakuten Turboは、基本的におすすめできないホームルーターです。
唯一おすすめできるケースとして考えられるのは、次の場合のみとなります。
- 速度が遅いと感じているWiMAXやソフトバンクエアーの利用者(ドコモユーザーを除く)
速度が遅いと感じているWiMAXやソフトバンクエアーの利用者(ドコモユーザーを除く)
現在、WiMAXやソフトバンクエアーを利用中で、速度が遅いと感じている人であれば、Rakuten Turboを試してみるのをおすすめします。
Rakuten Turboは、実際に使ってみて満足できない場合、無料でキャンセルすることが可能です。
WiMAXやソフトバンクエアーよりは高くなってしまいますが、速度が遅くて困っているのであれば、試してみる価値はあるでしょう。
なお、ドコモユーザーであれば、ドコモのhome5Gへの乗り換えをおすすめします。
セット割引で料金が安くなるだけでなく、通信速度に関しても速くなる可能性が非常に高いからです。
Rakuten Turboを無料キャンセルする方法と条件について(初期契約解除)
Rakuten Turboの返品・返金の方法と条件
- 手元に届いた日から8日以内に申告をすること
- 手元に届いた日から30日以内に返品すること
- 返品の際の送料を負担すること
- 端末に破損・欠陥などがないこと(故障していないこと)
Rakuten Turboを無料でキャンセルできるのは、端末が手元に届いた日を1日目とした8日目までに申告をした場合のみです。
9日目以降に申請をしてしまうと、解約こそできるものの端末の返品ができません(端末代金を全額払うことになる)。
なお、端末を返品(返却)する際の送料は、ユーザー負担となるので、注意してください。
また、Rakuten Turbo自体は上記の手続きで返品ができますが、契約自体はそのまま残ります。
マイページ(my楽天モバイル)から料金プランの解約を行わないと、基本料金が請求され続けてしまうので、お気をつけください。
8日以内に解約した場合は、基本料金の請求は行われません(基本料金の請求が発生するのは9日目から)。
課金開始日は、本サービスの提供を開始した日、もしくは製品の着荷日のいずれか早い日を1日目として、9日目に該当する日です。
引用元:Rakuten Turbo「料金」
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こんな人には楽天ターボをおすすめしません!他のWi-Fiを選ぶべき
当たり前の話ですが、Rakuten Turboをおすすめする人以外には、一切おすすめしません。
具体的には次のような人のことです。
- 楽天モバイルの5Gエリアに入っていない人
- 楽天のモバイルルーターで十分使えている人
- 料金の安いホームルーターを探している人
- オンラインゲームや動画配信がしたい人
- 自宅だけでなく外でもWi-Fiを使いたい人
楽天モバイルの5Gエリアに入っていない人
ホームルーターを利用予定の場所が、5G回線に対応していないのであれば、Rakuten Turboを利用するメリットがありません。
楽天モバイルのモバイルルーター(Rakuten WiFi Pocket)で十分です。
また、5Gエリアに入ってはいるけれど、実際に使ってみて5G回線につながらなかった場合、早急に解約することをおすすめします。
楽天のモバイルルーターで十分使えている人
現状、楽天のモバイルルーター(Rakuten WiFi Pocket等)を利用していて、速度に不満がないのであれば、わざわざホームルーターに乗り換える必要はありません。
4万円以上もする端末代金を払わないといけませんし、月額料金も高くなります。
現状に満足しているのであれば、わざわざ高いお金払ってまでホームルーターにするメリットはないでしょう。
料金の安いホームルーターを探している人
料金比較 | 3年間の合計費用 | 端末代金 | 月額料金 | キャッシュバック | セット割引 |
---|---|---|---|---|---|
Rakuten Turbo | 189,640円 | 41,580円 | 4,840円 | なし | なし |
WiMAX※1 | 150,303円 | 27,720円 | 初月:1,089円 1~12ヶ月目:3,784円 13~35ヶ月目:4,334円 36ヶ月目以降:5,104円 | 32,000円 | au UQモバイル |
ドコモhome5G | 166,450円 | 実質無料 | 4,950円 | 20,000円 | ドコモ |
ソフトバンクエアー | 137,836円 | 実質無料 | 初月~12ヶ月目:3,080円 13ヶ月目以降:5,368円 | 39,000円 | ソフトバンク ワイモバイル |
※1 GMOとくとくBB WiMAXのキャンペーンサイトから申し込みした場合
安く使えるホームルーターを探しているのであれば、WiMAXやソフトバンクエアー、ドコモのhome5Gをおすすめします。
ホームルーターは、通信大手4キャリアから発売されていますが、楽天モバイル(Rakuten Turbo)が1番高いです。
Rakuten Turboはスマホとのセット割引もありませんので、注意してください。
オンラインゲームや動画配信がしたい人
オンラインゲームが快適に遊べるかどうかは、通信速度だけでなく遅延の有無を考慮しなくてはいけません。
5Gが低遅延なのは理論上の話であり、まだまだ遅延の発生は避けられないのが現状です。
プレイ中に遅延が発生してしまうと、自分だけでなく仲間にも迷惑をかけることになるため、ストレスを抱えてしまいます。
また、仕事などで頻繁に動画配信を行う人も同様です。
ホームルーターは動画配信で必要となる上りの通信速度が遅く、画面がかたまったり音声が途切れたりします。
オンラインゲームや動画配信をするのであれば、ホームルーターではなく光回線を選ぶべきです。
自宅だけでなく外でもWi-Fiを使いたい人
楽天モバイルのホームルーターは、自宅でしか利用できないようになっています。
自宅だけでなく、外出先でもWi-Fiを利用したいのであれば、ポケット型WiFiを選びましょう。
楽天モバイルからも発売されていますが、WiMAXやクラウドWiFiなど様々な種類があります。
対応エリアや通信速度、データ容量などに違いがあるため、自分に合った1台を見つけてください。
Rakuten Turbo(楽天ホームルーター)の申込み方法
Rakuten Turboは、楽天モバイルの公式サイトもしくは楽天モバイルのショップから申し込みができます。
公式サイトは24時間いつでも申し込みができるため、非常に便利です。
最短翌日には手元に届くので、急いでいる人ほど公式サイトからの申し込みをおすすめします。
利用する場所が楽天モバイルの対応エリアに入っているかどうかを確認します。
問題がなければ、設置場所に関する注意事項にチェックマークを入れて「Rakuten Turboのお申し込みを続ける」をタップしてください。
端末代金(41,580円)の支払い回数を選択し「申し込む」をタップします。
楽天カードを持っている人は、48回払いを選択することが可能です。
契約者情報の確認を行います。
修正箇所がある場合は、変更してください。
本人確認の方法は3通りありますので、お好きなものを選択して「次へ進む」をタップしてください。
Rakuten Turboの設置先住所を登録します。
配送先は本人確認書類と同じ住所でないといけませんが、設置先住所は任意の場所に変更可能です。
続いて、支払い方法の選択と楽天ポイントを使うかどうかを選びます。
メルマガを受け取りたくない人はチェックを外してから「申し込む」をタップしてください。
申込み内容を確認して「この内容を申し込む」をタップします。
「重要事項説明」「帯域制御のための通信に関する情報の取得、利用」「快適なサービスをご利用いただくための情報提供について」の3箇所にチェックを入れて「同意して申し込む」をタップします。
画面が自動的に切り替わり「お申し込みに成功しました」と表示がされたら、申込みが確定となります。
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Rakuten Turbo(楽天ホームルーター)の料金プランと基本情報まとめ
Rakuten Turboの料金プランや端末の仕様など、基本情報をまとめて解説します。
楽天モバイルのスマホやモバイルルーターとは料金プランが異なりますので、注意してください。
Rakuten Turboの料金プランと基本情報まとめ
Rakuten Turboの基本情報 | |
---|---|
契約期間 | 縛りなし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 半年間:無料 7ヶ月目以降4,840円 |
初月の料金 | 日割り計算 |
スマホセット割引 | なし |
端末代金 | 41,580円 (24回/48回分割払いも可) |
端末保証 | なし |
キャッシュバック | なし |
3年間の合計費用 | 190,080円 |
実質月額※ | 5,280円 |
違約金 | なし |
お試し期間 | 8日 ※初期契約解除制度 |
支払い方法 | クレジットカード |
運営会社 | 楽天モバイル |
※36ヶ月間の合計費用より算出
参照元:Rakuten Turbo「契約約款」
初月の利用料金は1ヶ月分ではなく、利用した日数分のみ
Rakuten Turboは、初月の料金が日割り計算になります。
月の途中で申し込みした場合でも、損になることはありません。
Rakuten Turboは楽天モバイル(スマホ)とのセット割引がありません
Rakuten Turboは楽天モバイル(スマホ)とのセット割引が適用されません。
ドコモのhome5GやWiMAX、ソフトバンクエアーといった他のホームルーターは、すべてセット割引があります。
楽天だけは、スマホとホームルーターのセット割引がありませんので、お気をつけください。
端末代金は41,580円で24回/48回/一括払いから選択できる
Rakuten Turboの端末代金は、41,580円です。
24回か48回の分割払い、もしくは一括払いのいずれかから選択できます。
なお、48回の分割払いが選択できるのは、支払い方法を楽天カードにしている人だけです。
楽天カードを持っていない人や持っていても別のクレジットカードで支払う人は、24回払いか一括払いしか選択できません。
Rakuten Turbo 5Gの端末スペック情報
スペック項目 | Rakuten Turbo 5G |
---|---|
最大通信速度 (下り/上り) | 5G利用時:2.1Gbps/218Mbps 4G利用時:391Mbps/76Mbps |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) |
同時接続台数 | 128台 |
LANポート | 2箇所 (最大1Gbps) |
サイズ | 148×110×110mm |
重さ | 774g |
メーカー | サーコムコーポレーション (台湾) |
参照元:取扱説明書
Rakuten Turboで選べる端末は、Rakuten Turbo 5Gの1機種のみです。
市販のホームルーターでは、動作保証をしていませんので、お気をつけください。
端末の配送料は無料!最短2日~4日後に届きます
楽天モバイルの公式サイトで購入した場合、端末の配送料は無料です。
発送後にメールが送られてきますが、最短2日~4日後には指定した受取場所へ届きます。
端末補償サービスはありません
Rakuten Turbo専用の端末補償サービスはありません。
利用中に故障した場合の修理費用や交換費用などは不明です。
端末代金が41,580円なので、最大でも41,580円であると考えられます。
最大速度は2.1Gbps!5G対応エリアでも4Gになる可能性あり
5G回線が利用できる場所では、下りの最大通信速度が2.1Gbpsとなります。
Wi-Fi6に対応している端末(スマホやパソコン)であれば、より速度が出やすいでしょう。
なお、同時接続台数は最大120台ですが、接続台数が多ければ多いほど1台あたりの速度は低下するので、お気をつけください。
また、5Gエリアであっても、4G回線しかつながらない可能性があります。
4G回線を利用する場合、下りの最大速度は391Mbpsです。
登録してある住所以外では使用できません
Rakuten Turboは、申込時に登録した設置先住所以外での使用を禁じられています。
引っ越しなどで利用場所が変わる場合は、my楽天モバイルから変更が必要です。
Rakuten Turboは契約期間の縛りがない!いつ解約しても違約金は0円
Rakuten Turboには、契約期間の縛りがありません。
いつ解約しても、違約金は0円です。
ただし、端末代金を分割払いにしている場合、完済までは支払いが継続するので注意しましょう。
Rakuten Turboの支払い方法はクレジットカードのみ
支払い方法はクレジットカードのみです。
口座振替では契約ができませんので、注意してください。
Rakuten Turboのためにクレジットカードを作るのであれば、比較的審査が通りやすく年会費は無料、申し込みから最短で届くクレジットカードとして楽天カードをおすすめしています。
以上がRakuten Turboの料金プランと基本情報のまとめでした。
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Rakuten Turbo(楽天ホームルーター)によくある質問と答え
Rakuten Turboに関するよくある質問を、初心者の方でもわかるように解説します。
ご利用料金や契約内容については、my楽天モバイルから「楽天モバイルコミュニケーションセンター」まで直接お問い合わせください。
- 楽天ターボ(Rakuten Turbo)を利用するために必要な料金が知りたい
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- 事務手数料:3,300円
- 月額料金:1年間:1,980円、2年目以降:4,840円
- 端末代金:41,580円(一括払い/24回/48回払い)
- 楽天ターボ(Rakuten Turbo)にデメリットはありますか?
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- スマホやモバイルルータープランより利用料金が高い(段階性ではない)
- Rakuten Turboの端末代金が高く、ホームルーターの中で総支払額も1番高い
- スマホ(楽天モバイル)とのセット割引がない
- 対応エリアが狭い(高層階も使用不可)
- 5G回線の対応エリアが狭い
- 5G回線は屋内だと使えない可能性が高い
- パートナー回線(au回線)が使えない
- 契約時に申請した住所以外では使えない(持ち運び不可)
- 楽天ターボ(Rakuten Turbo)はお得ではないの?
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お得ではありません。
ドコモのhome5G、WiMAX、ソフトバンクエアーのほうがお得に利用できます。
- 電波が入らなくて圏外になるんだけどどうしたらいいの?
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まずは端末を再起動してみてください。
改善されない場合は、端末を置く場所移動したり、外で使ってみてください。
それでもダメな場合は、利用している場所一体がRakuten Turboの対応エリア外になっている可能性があります。
- 速度が遅くて困ってるんだけどどうしたらいいの?
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まずは端末を再起動してみてください。
改善されない場合は、端末を置く場所移動したり、外で使ってみてください。
それでもダメな場合は、利用している場所一体の電波が弱く、速度が出にくいエリアになっている可能性があります。
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上記以外のRakuten Turboやホームルーターに関する新規契約・乗り換えのご相談は、コメント欄もしくは公式LINE@にて行っております。お気軽にメッセージをお寄せください。
情報参照元
- 総務省情報流通行政局 情報流通振興課 情報流通高度化推進室(2021年6月)「5G 等の医療分野におけるユースケース(案)」”周波数が高い電波の特性として、障害物に影響されやすい、電波の回り込みができない、伝搬距離が短くなるなどの特性がある。”より、4G回線(楽天モバイルの場合は1.7GHz帯)より高周波帯である5G回線(Sub6含む。楽天モバイルのSub6は3.7GHz帯)は、屋内へ電波が届きにくいといえる。
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